AGAはAndrogenetic Alopecia を略した言葉で、日本語に訳すと「男性ホルモンに関連する脱毛症」となります。
AGA は20代から60代まで発症年齢は広く、症状としては前頭部または頭頂部の毛髪が徐々に産毛のように細くなり、薄毛の状態になっていきます。
進行すると前頭部はM字型、つむじ周辺は円形に脱毛して髪の毛がなくなってしまい、重症の場合は前頭部と頭頂部全体に頭髪がなくなってしまう、病状に関係なくとてもイヤな病気です。

頭髪異常の病気の代表格の円形脱毛症と違うのは、円形脱毛症はある日突然発症して突然頭髪がなくなってしまいますが、AGA は進行がゆっくりな事で殆どのケースで見分けが可能です。

上の図ははハミルトン分類といいます。
AGA の病状の分類と病状の進行のパターンをまとめたものです。

上の写真は頭頂部のAGAですが、様々な病状として認められます。