MIYATA
院長ブログ
2025.11.27 - Thu
治すヒント
子どもの髪が抜ける原因
最も多い5つの理由
子どもの髪が急に抜けたり、全体が少なく感じると、
保護者の方はとても心配になります。
そして多くのご家庭が、
「病院で原因不明と言われてしまった…」
「様子を見るしかないと言われた…」
と、不安なまま時間だけが過ぎていきます。
でも、子どもの髪は “理由があって” 変化します。
その理由は 1つではなく、複数の組み合わせ で起きることがほとんどです。
ここでは、ミヤタ毛髪メソッドの視点から
子どもの抜け毛の“本当によくある5つの原因” を
分かりやすく優しい表現でまとめました。
■ 子どもの髪が抜ける5つの理由
子どもの髪は、体の状態をとても敏感に映し出します。
特に以下の 5つの要因が重なる と、髪の元気が急に落ちてしまいます。
① 心と体のストレス
学校・人間関係・習い事・生活リズムの乱れ。
気づかないうちに「心が休まらない状態」が続くと、
体は守りに回り、髪に回すエネルギーが弱くなります。
② 体の材料不足(食事・吸収力の問題)
髪は「体の材料」から作られます。
食事量が足りない、好き嫌いが多い、吸収力が落ちている時、
髪の材料が十分に届かず、細く・抜けやすくなります。
③ 体の中の負担(内側のオーバーワーク)
体のどこかで “働きすぎ” が起こると、
髪に回す余力が減ってしまいます。
例:
・生活リズムの乱れ
・疲れの蓄積
・眠りの質の低下
・体の中でコントロールの負担が増える状態
④ 体の守りのバランスの乱れ
体の「守り(免疫の働き)」が
過敏になりすぎても、弱っても 髪は安定しません。
大学病院でも「原因不明」と言われた子の多くは、
この 守りのバランスの偏り が背景にあります。
⑤ 感染症・体調不良のあと
風邪・発熱・ウイルス感染のあと、
一時的に髪がごっそり抜けるケースがあります。
これは体が「守り」や「回復」に集中するため、
髪のサイクルが後回しになるためです。
■ ミヤタ毛髪メソッドの診立て
ミヤタ式では、頭皮だけを見るのではなく、
体全体の状態を4つの軸 で丁寧に確認します。
① 体の材料を見る
髪を作る材料が足りているか
(食事・消化・吸収のバランスを見る)
② 体の中の負担を見る
内側で働きすぎているところがないか
(エネルギー・生活・調子の波)
③ 体の守りのバランス
守りが強すぎる?弱すぎる?
(過敏タイプ/弱りタイプの確認)
④ 体の回復スピード
しっかり休めているか
眠りの質や疲れの抜け方を見る
■ ミヤタ毛髪メソッドの治療(3段階方式)
■ Step1:体の材料を整える
まずは髪の材料となる成分がしっかり届くように、
食事・消化・吸収を整えます。
■ Step2:体の中の負担を減らす
内側の働きすぎ・疲れ・生活リズムの乱れを整えることで、
髪に回す余力が戻ります。
■ Step3:体の守りと回復を整える
守りのバランス(過敏/弱り)を整え、
体が自然に回復できる状態をつくります。
■ よくある間違った対策
① 頭皮だけに注目してしまう
実際は 体の中のコンディション が髪に強く影響します。
② 原因は1つだと思い込む
子どもの抜け毛は、ほとんどが 複合原因 です。
③ ネット情報を信じて、市販品を自己流で変更
シャンプー・育毛剤だけでは原因が改善しません。
■ FAQ
■ Q1:病院で原因不明と言われた場合はどうすればいい?
A:原因が1つではなく 複数の要因が重なっている ためです。
体の材料・負担・守り・回復の4つを見直すことで道が開けます。
■ Q2:子どもの髪は本当に戻りますか?
A:はい、多くの子は 元気なペース を取り戻します。
子どもの体は回復力が高いので安心してください。
■ Q3:どれくらいで変化が出ますか?
A:早い子で数週間、
じっくり整えるタイプでは3〜6ヶ月が目安です。
■ Q4:ストレスが原因かどうかは分かりますか?
A:心の負担だけでなく、
体の材料不足や体の中の働きすぎと組み合わさっている場合が多いです。
■ Q5:食事だけで治りますか?
A:食事は大切ですが、
「材料・負担・守り・回復」の 4つ全部 を整えるほうが確実です。
■ 引用文献
Greaves M. (2018). Childhood hair loss: Overview and clinical considerations. Pediatric Dermatology.
Mirmirani P. (2011). Hormonal and nutritional factors in children’s hair disorders. Dermatologic Clinics.
Harries M. et al. (2021). The role of the immune system in pediatric alopecia. Journal of Autoimmunity.
Patel V. (2020). Telogen effluvium in children: triggers and patterns. International Journal of Pediatric Medicine.
■ まとめ
子どもの抜け毛は、
1つの原因ではなく “複合原因” のことがほとんどです。
しかし、
体の材料
体の中の負担
体の守り
体の回復
この4つを整理すれば、
多くの子はしっかり元気を取り戻します。
どうか焦らず、希望を持ってください。
■ 何としても治したい方へ
もし「うちの子はどうだろう…」と心配な時は、
そっと一度、専門の視点を使ってあげてください。
■ 編集・監修情報
【作成年月日:2025年11月20日】
【文責・監修:ミヤタ メディカル クリニック
院長兼脱毛症専門外来主任部長 宮田 晃史】