MIYATA
症例紹介
2025.08.12 - Tue
皮膚科治療(外用剤・光線療法)で治らないも、全身状態改善併用で治った多発性円形脱毛症
🌿30代男性の円形脱毛症 〜治療で元気になったお話〜
今回は、30代の男性が
再び円形脱毛症になったときのことを
ご紹介します。
過去に10代のときにも同じ病気を経験し、
そのときは自然に良くなったそうです。
🌱再び脱毛症に
ある日、髪の毛に
丸い髪の毛がないところができているのに
気がつきました。
少しずつ抜ける部分が増えてきたので、
すぐに職場の近くにある皮膚科を受診。
そこで
・ステロイドのぬり薬
・紫外線の治療
を受けましたが、症状はあまり良くならず…
むしろ悪化してしまったため、
その後、当院に来てくださいました。
🩺初めて来てくれたときの様子
髪の右側に、丸い脱毛斑がありました。

また、おなかの調子が悪く、
・冷えやすい
・便秘気味
・胃がムカムカする
といった体の不調もありました。
🌼治療の内容
まずは、体の内側から整える治療を行いました。
使ったのは、漢方のお薬です。
- 柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかかりゅうこつぼれいとう)
- 茯苓飲合半夏厚朴湯(ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう)
- 大建中湯(だいけんちゅうとう)
これらは、自律神経やおなかの不調を
やさしく整える働きがあります🌿
あわせて、UVBという光を当てる治療も行いました。
📆治療の経過
🔸治療開始から6週間後
→ 治療を始めた場所に新しい髪の毛が生えてきました✨
🔸5ヶ月後
→ 後頭部に少しだけ脱毛のあとが残っていたため、
そこにステロイドの注射を5回。

その結果、すっかり良くなりました😊
💡まとめと気づき
この方は「おなかの冷え」が体質としてあり、
そのことが治りにくさや悪化にも
関係していたように思います。
体のバランスがくずれると、
髪の毛だけでなく、いろんな不調が
つながって出てくることがあります。
髪の治療だけでなく、
「体の内側から整えること」の大切さを
改めて感じたケースでした。
🌷同じように悩んでいる方へ
もしも、
- 脱毛がなかなか止まらない
- 体もなんとなく不調…
- どこに相談すればいいか分からない
そんなふうに感じていたら、
「まずは体を整える治療」も
ひとつの選択肢かもしれません。
症状が出る理由は人それぞれ。
ひとりで悩まず、お話を聞かせてくださいね。
🍀一緒に、安心を取り戻しましょう
髪の毛のこと、体のこと、心のこと。
全部まるごと、あなたらしく過ごせるように。
当院では、一人ひとりに合った治療を
丁寧にご提案しています。
まずはお気軽にご相談ください☺️