MIYATA

院長ブログ

2022.07.29 - Fri

治すヒント

病的な抜け毛はこれ位の抜け毛 その2

この方は1回頭髪を引っ張って

これ位の抜け毛がありました。

何十本もあります。

これ位の病状の場合は、

・急性びまん性全頭型脱毛症(ADTA)

・全頭型脱毛症/全身性脱毛症の初期症状

・休止期脱毛症進行期

を考えなければいけません。

これ位の病的な脱毛症は、

運が悪いと全身抜けてしまいます。

眉毛、まつ毛、鼻毛、体毛、陰毛、

全てです。

自然治癒しなくて、

保険での投薬治療が効かなければ、

残りの人生脱毛症と

お付き合いすることになります。

AGAや薄毛のクリニックでは

この抜け毛は止められません。

この場合、取りうる手は以下です。

1 大学病院(脱毛症専門外来)の受診して、

自然治癒するものか?

ステロイドパルス療法が必要か?

を見きわめてもらう

2当院自費体質改善外来を受診して、

原因検査とその治療を行う。

1のみの場合でステロイドパルスが

効かなかった場合、

原因不明の脱毛症として、

有効率30-40%前後の治療が行われる。

治らない場合は、ウィッグ装着となります。

当院受診した場合です。

ステロイドパルスは原則必要です。

自費体質改善外来の受診と

原因検査とそこからの治療が

絶対に必要です。

非常に上手くいくと、

半年位で抜け毛が止まるケースもあります。

ただし、髪形の変形は避けられないです。

ウィッグはあった方が良いと思います。

治っても治らなくても大変な病気です。

ご家族の協力があった方が上手くいきます。

早くご家族と連絡を取って下さい。

夜更かしや過労で疲れている方は、

大至急体を休めて下さい。

早く寝て沢山寝ることです。

沢山食べることです。

肉・魚・野菜・果物・海藻

を食べましょう。

不眠症があれば、

不眠症の治療が必要です。

ストレスがあるなら

本質的にストレスをなくす事です。

ご自身の生活習慣と

体の求めている事が

噛み合っていません。

しっかり治さなければいけない患者さん

自費体質改善外来をおすすめします。